中学受験といっても、
難関私立受験と県立中受験はまったく別物。
私立中受験、例えば青雲中。
いくら地頭がよくても、
小学校の内容は楽勝と感じていても、
それなりの準備なしで受験をするのは無謀。
そんなに甘くない。
これを家庭学習でとなると...かなりきつい。
6年生から準備を…これは。
一方、県立中は適性検査(作文)。
塾なしでも、
もっと極端に言えば、
何も準備しなくても、受かってしまう子もいる。
ある意味不条理。
では、塾に行かせる必要はあるのか。
我が家では、息子2人、さくらまで県営バスを使ってでも通わせた。
それはなぜか。
①小学校のペーパーテストと通知表だけで「できる」かどうか判断できなかった。
通知表の「できる」=学力ではない。
井の中の蛙かもしれない。
家庭では案外、力を把握できない。
②やる気、意欲を試したかった。
それなりのハードルを超えてでも、受験をしたいと思えるか。
勉強に前向きであり続けることができるかが分からなかった。
口だけで終わる可能性がないわけではなかった。
③受験するなら、合格する確立(%)を少しでも上げたかった。
問題慣れ、時間配分、作文は数をこなしたり、添削をしっかりやることで随分変わる。
勉強に意欲的な子は、間違いなく%は上がる。
我が家の場合、家でその指導をする時間が親にない。
④わが子をよそにあずけるはずがない。
必要なのは、一定の基礎学力。
特に小学校レベルの算数力と国語力。
これは特別なことではない。
だから、6年生からでも、附属中受験ってきっと問題ない。
慌てなくてもいい。
ただ、その基礎が崩れていると、6年生から急に手を打っても厳しい。
それは感じる。
そのために、5年生から少し準備というのはありかと。
でも、根底には、「勉強するの嫌いじゃないよ。」が必要。